GridION/ナノポアシーケンサー共同研究・受託解析
超ロングリードの配列取得を可能にしたナノポアシーケンサーGridIONを導入しています。
当センターでは、高品質なゲノムDNAが得られている場合、100Kを超えるロングリードが得られております。
ロングリードの経験が豊富な当センターにお気軽にご相談ください。
ナノポア社の認証も取得し、サービスプロバイダーのひとつとして受託解析も実施しています。
主なナノポアシーケンサーの用途
・メタ16S全長シーケンス、真菌叢解析
・ゲノムの決定(バクテリアの場合は、コンプリート可能です)細菌、真菌、真菌、植物、動物ゲノム等。
・ゲノムの構造変異
・リピート領域の解析
などに応用が可能です。
イルミナのシーケンサーと比較すると、塩基の精度が低いのが現状ですが、ロングリードならではの解析が可能です。
また品質の高いイルミナのデータと組み合わせることで、より長くて精度の高い配列取得が可能です。
データ解析もお気軽にご相談ください。ご自身や他社で取得したシーケンスデータの解析も実施可能です。
解析費用(ライブラリー調整+シーケンス)
フローセル1枚でシーケンスする場合、1フローセル15万円。
作業内容やデータ量などによって変動します。解析の内容などをよくご相談ください。
納期はDNA到着後、2-3週間以内。
シーケンス費用
1検体分のライブラリー調整費を含みます。ゲノムDNAあるいは、PCR増幅断片をお送りください。
1フローセル 15万円(税別) 状態の良いDNAであれば、5G~10G程度のデータが見込まれます。
2フローセル以上はご相談ください。
データ量保証プラン
15G 30万円(税別)
30G 50万円(税別)
オプション
マルチプレックス(1枚のフローセルで複数検体をシーケンスする場合) 1検体追加につき +3万円(税別)最大で12検体
断片化しているDNAの処理 1検体につき +2万円(税別)
※他の受託会社様にもデータ提供が可能です。お気軽にご相談ください。
共同研究も募集中です!
ナノポアテクノロジーは日々のアップデートがめまぐるしいのが特徴です。
そのため、受託解析としての実施はまだまだ難しい面もあります。
ライブラリー調整、配列取得、インフォマティクスなど共同研究という形で様々な研究のお手伝いをしたいと考えています。
お気軽にご相談ください。
実験医学2018年1月号を参考にしてください。